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2016年9月 6日 (火)

仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳④  ~白砂の道を進む~

8月10日

仙水小屋の朝食は午前三時半です。

仙水峠で朝日を見るための計らいです。

私にとっては、朝陽もですが、歩きの遅いことを考えると、とてもありがたい時間。

何しろバスの最終時間は三時半。

タクシーは上がってくることが出来ません。

これを逃すと降りることができないのです。

バス停で泊まる!北沢峠の山小屋でもう一泊!

歩いて北沢峠まで行く!

この三者択一。

出来るならば余裕をもって、北沢峠のバス停に降りたい私です。

前々日の高山病のような症状が気がかりで。。。。

気が重い~despair

それでも、荷物は小屋で預かっていただき(必要な食糧、水、雨具などは父ちゃんが担いでくれます)、歩き始めるのはまだ暗いうち、この高度の高い場所で二泊したので、身体も慣れているはず~

と自分を慰めます。(何でしょね~手ぶらで歩くなんて。。。

やっぱり登山者じゃないですよね~どう考えても。。。一般の観光客ってかんじでしょうか。。。

う~情けない!!)

なんて自分の心はさておき、

真っ暗な中、仙水峠までヘッドライト照らしながら歩きます。

最初は樹林帯ですが、そのうち。。。。

岩だらけの道。

ごろごろした石の中からいい足場を見つけて進みます。

暗いので踏み外さないように~

歩いていると、ほかの山小屋の登山者?とか、テント場でキャンプしていた方々?が次々やってきます。

この地で一泊された方は、やはりこの朝日を見るためというのもあるのでしょう~

ほのかに前が明るくなると、、、

仙水峠に到着です。左側が登山道。右側は岩場がゴロゴロ。。。。

沢山のケルンがありました。

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遠くの赤みがかった空。雲海の水平線~?

雲海線?

左の黑いシルエットは摩利支天の麓~

Dscn9198

手前の雲はもくもく。
Dscn9199


残念ながら太陽は摩利支天の方から出てくるようで、太陽の姿は見ることが出来ません。

だんだん明るくなってきました。

ゆっくり眺めている暇はありません。

出来るだけ、早い時間に戻ってこなければ~

ということで。。。いつものように長い時間浸ることもなく、登り始めました。


Dscn9203

20分ほど登ったところでまた視界が開けてきました。

見えなかった太陽が~

きっら~ん。

あたりを赤く染めます。

Dscn6121

おっ・・・

鳳凰三山が見えてきた。

Dscn6120


近くの雲はどんどん流れて、動いて、、、


Dscn6123

まだまだ樹林帯の中ですが、仙丈ケ岳のようには花は多くないです。

唯一咲いていたのが、このツリガネニンジン。

登山道に顔をだし励ますように咲いています。
Dscn9212

随分太陽も高くなったなあ~

AM6:00

でも、いまだに雲海は健在~

Dscn6129

なんか調子よく歩いてる~

うん。。。荷物ないから。。。。足が進む。

そして仙丈の時より全然暑くない!!

北岳が見えた!!
Dscn9217

やった!!

鳳凰三山の向こうには、ちらり富士。
Dscn6136

展望がよくなってきた~

これはいいぞ~

と思いながら。。なんと。。。

一瞬、ブロッケン。

虹ができ、その真ん中に自分の影。

あ~写真じゃわかりにくいな~

一瞬だったけど。。。。

生まれて初めての体験。ブロッケン。

Dscn9221

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

こんなブロッケン現象が見られたらよかったのですが~

写真はdown長女が体験した8月21日の鹿島槍ヶ岳のブロッケンです。

1473148538726

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

展望も広くなってきた。

富士山もさっきよりは見えて来たかな~?



Dscn9224

AM 6:30

駒津峰、無事元気に到着。2736m。ヨカッタ!!

決して早いタイムではないけれど。

ここからは急登な岩場。

そして下って登る、登り返しがあります。まだまだ頂上は先。

ここ駒津峰で、双児山コースと合流です。
Dscn9225

わ~い。。。。

鳳凰三山と向こうの富士山~段々目線の高さになって来たよ~
Dscn9227

これから、急登の岩場。

そして、登り返しも。。。。二か所。

太陽が高くなるとともに、暑さが増してきた。

ぐぐっ。。。。

たえられるか。。。。。

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駒津峰から約一時間で六方石に到着。

わ~い。。。。

こんなに大きいぞ~
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ここから、、、

直登コースと摩利支天に通じるコースに分かれます。

危険?急直登コースは遠慮して。。。。


Dscn6143

ダケカンバの道を抜けると。。。。

いよいよ白砂の道。

仙丈から見たときに白い岩肌だった謎がここで解けてきます。

もう。。。木々はありません。ただの岩(花崗岩)とそれが風化して落ちた白い道。

以前、登った日向山の形状と同じです。
Dscn9232

わ~

白い巨像がいっぱい。

父ちゃん。。。インディージョーンズみたい~
Dscn9233
ところどころにこうして花が咲いています。

タカネツメクサ。。。かな~

白地の向こうに小さく鳳凰三山と富士山が見えます。

Dscn9236

その写真を撮ってる私。
Dscn6148

まだ。。。

8時前。

白い山肌に、私の長い影がくっきり。
Dscn9237

ひたすら。。。白い道を上がっていきます。

この道はそれほど急ではないし、景色が抜群なので疲れは感じないです。

頂上は。。。

写真、左上のあの場所。

あと。。。少しだ!!

がんばるぞぉ~
Dscn9238

仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳⑤  に続く。

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コメント

懐かしいなー 仙水峠からの眺め 駒津峰の風景 私らが登った時は時間的にはもう少し遅かったようね でも良く晴れいて気持ち良く歩けたのを憶えてますよ で 駒の頂へは直登ルートでした。

投稿: ハッピーのパパ | 2016年9月 7日 (水) 16時03分

仙丈と甲斐駒を一気に登るなんて、やっぱりハードな計画なんですね。
それでも諦めずに登頂しちゃうんだから凄いです。
ただ、ハードになり過ぎてて、読んでいて楽しむより心配しちゃいます。

個人的にはユーシン渓谷ぐらいの記事が楽しそうに感じますけどね。と言いつつ、続き楽しみにしています。

投稿: ハル | 2016年9月 7日 (水) 23時03分

cloverハッピーのパパさんclover

さすがですね~
直登ルートですか~?私は迷わずまき道コースです。coldsweats01

自分に似合った道を選ばないととんでもないことになっちゃいそうで~sad

きっと。。。若ければ行ったかも~

ハッピーのパパさんもお天気が素晴らしくよかったsunと想像されます。
やっぱり。。お天気がよく景色がばっちりだと記憶にはっきりと残りますネgood

投稿: 野花 | 2016年9月11日 (日) 23時24分

cloverハルさんclover

みんなで行くユーシンも楽しいですnotesが、苦しくて。。。はらはらどきどき。。。。heart02
辛い道のりも。。。だからこそ、、、頂上への喜びはうれしいものです~
どちらの楽しみも私は大好きですヨ。heart

簡単に登っても感動は大きいものですが、自分の中では苦しいからこそ喜びも倍以上になると思い込んでいるの
で。。。。coldsweats01
やっぱり。。。やめられないですよね~

苦しかったけれど、自分にあった二泊三日というゆったり日程で行っているので。。。。
強行二座登頂という訳ではないので。。。
出来たのだと思います。
あまりほめられたものではないですネ。coldsweats01

投稿: 野花 | 2016年9月11日 (日) 23時31分

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